大関小夜子メモリアルギャラリー「スキナ エ」展示作品入れ替えました!-第10回
一向に終息を感じられないコロナウイルス感染症の発生状況に、以前のように自由に外出したり、たくさんの皆さんに来所いただいて楽しい行事を行ったり、多くの生活の楽しみが制限されて2年が過ぎました。世の中は少しずついろんなことが動き始めていますが、アガッセの皆さん、職員も変わらず自粛の生活が続いています。
そのような気持ちもすっきりしない日々にもどこか慣れのようなものも感じられているのですが、ふと気づくと当たり前のように季節はめぐり、また春がやってきました。春は寒い冬から次第に温かくなり、雪も溶け草木が萌えはじめ、虫も姿を見せはじめて、毎年繰り返しやってきて、やはり心を動かされる不思議さを感じます。
今回、10回目を迎えた大関小夜子さんのメモリアルギャラリー「スキナ エ」の展示入れ替えは、そんな春をたくさん感じられる草木を描いた作品を展示しました。
以前にも展示した桜なども含め、数は少なくめずらしい色鉛筆で描かれてる花の作品など8点の展示です。また、詩集「さよこの夢」より『春に恋をした私』という、とても素敵な詩も一緒に展示いたします。今回の展示テーマはこの『春に恋をした私』という詩の中の言葉「春だから」にしました。
画面いっぱいに大きく描かれた色とりどりの花たちは、あふれる希望を感じさせ、誰かに恋をしているような舞い上がる心を覚え、楽しい気持ちさせてくれると思います。「春だから」 少しでも嫌なことを忘れて、ちょっとでも前を向いて進める気持ちになれたらと願います。
『大関小夜子メモリアルギャラリー「スキナ エ」web version』として専用のページを設置し、これまでの展示作品もご紹介しておりますので、どうぞご覧ください。
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担当:t.kimura